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診療案内

むし歯

むし歯は治療をしなければどんどん進行するため、早期発見・早期治療が大切です。歯科治療はひとつの症状に対して複数の選択肢があります。当院では丁寧な事前カウンセリングで、できる限りの治療法を全てご案内します。その中から患者さんに希望の治療方法をご選択いただきます。分からないことがございましたら、どんなことでも気軽にお尋ねください。

むし歯イメージ

歯が痛い
歯の表面が黒くなっている
食べ物や飲み物がしみる

痛くない治療

歯の治療で皆さんが一番に希望されるのは「痛くないこと」ではないでしょうか。当院は、痛みを最小限に抑えて治療することを目指しています。そのための手段に麻酔があります。当院では、歯ぐきの表面に麻酔をすることで、
針を刺された感じがしない
細い針を使用し、痛みを抑える
電動注射器で麻酔薬の注入速度を最適にコントロールする
などの方法で、痛くない治療を目指しております。

当院で行っている麻酔の手順
1.表面麻酔 針を刺す場所の歯ぐきの表面を麻痺させ、痛みを減らします。
2.できる限り細い針を使用 細い針である方が痛みを抑えることができるため、現在最も細いと言われる33ゲージを使用します。
3.電動麻酔器 手動の注射器では必要以上に力が入り、麻酔薬が体内に入っていく圧力が苦痛になりますが、電動麻酔器は注入時に最もゆっくりと体内に薬を入れていくため、生体的に抵抗がなく、注射されている感覚もほとんどありません。

歯周病

歯周病は歯を支える骨が溶ける病気です。成人の8割がかかっているとも言われており、かなり進行しないと症状がでないため、症状が出て来院される頃には重症化していることも少なくありません。そして、歯周病で骨が溶けてしまうと、多くの場合は完全に回復することはできません。そのため、予防や早期発見で適切な治療を行うことが重要です。

近年は歯周病の恐ろしさが周知され、定期的なメインテナンスに通う方も多くなりました。しかし、メインテナンスと同様に大切なのが、きちんと歯周病治療をした上でメインテナンスをするということです。歯周ポケットの奥に歯石を残したまま表面の汚れを取っても、歯周病の進行を食い止めることはできないのです。

きちんと歯科に通っているのに歯ぐきから出血する、歯が揺れて噛めないなど、歯周病は治らない病気と諦めていらっしゃる方も多いと思われます。
当院では、精密な画像検査、歯周病治療、治療後のメインテナンスまで、担当の歯科衛生士が責任をもって行います。かかりつけの歯科だけでなく、かかりつけの歯科衛生士がいるとより安心です。

また、歯周病が進行する要因は、歯ブラシ以外にも不適合な修復物、かみ合わせ、歯並びなど非常に多いです。当院では歯周病の基本治療だけでなく、予防し歯を守るための総合的な治療計画をご提案いたします。
歯周病は症状の出にくい恐ろしい病気です。少しでも心当たりのある方はお早めにご相談ください。

歯周病イメージ

歯ぐきが腫れている
歯ぐきから血や膿が出る
歯がグラグラする

食べ物が噛みにくい
口臭が強くなった
朝起きると口の中がネバつく

歯周病と全身疾患のかかわり

あまり知られておりませんが、歯周病に関与する全身疾患は意外と多く存在します。以下の疾患は歯周病との因果関係が明確に確認されています。

糖尿病
肺炎
虚血性心疾患

低体重児出産
早産

治療方法

歯周病は重症度によって治療方法が大きく変わります。

◆ブラッシング指導

歯磨きは歯周病の治療や予防において最も大切です。患者さんに合った正しいブラッシング方法をお教えいたします。

◆スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

より高度な歯石取りです。必要に応じて局所麻酔をし、痛みなく歯石取りを進めます。歯科医院専用の器具で丁寧に歯石を除去します。

◆外科治療(フラップ手術)

歯周病が重度の場合にご提案する方法です。歯周ポケット内の歯根を見えるようにし、炎症性組織や歯石を取り除きます。

◆歯周組織再生療法

歯周病で骨がなくなった所に骨を再生させる処置です。「エムドゲイン」「リグロス」を用いた歯周組織再生療法に力を入れており、これにより歯を守れる確率が格段にアップします。他院で抜歯と言われた方や、調子が悪いのにずっと改善しない歯がある場合はぜひご相談ください。

歯周病治療イメージ
歯周病治療イメージ
メインテナンス(定期健診)はなぜ必要?

歯周病は再発が多い病気と言われています。その理由のひとつはメインテナンスを受ける習慣が日本人に定着していないことです。治療が終了しても、きちんと管理できなければ再発してしまいます。実際に長期にわたって治療を行い健康を取り戻したものの、メインテナンスを行わず数年後に再発してしまい、抜歯となった患者さんもいます。

歯周病の治療中や治療終了直後は、歯周病菌がとても少なくなっています。初めは歯みがきも非常に注意し一生懸命行いますが、だんだんおろそかになっていく場合もあり、歯周病菌が増殖し再発してしまうのです。メインテナンスとは、定期的に口腔内を管理し、歯周組織の健康を維持することです。

当院では、歯周病のメインテナンスを「歯周病治療の延長であり、歯周組織に対する定期的評価と予防処置を続けることである。その結果、新しいもしくは再発する異常や疾患を早期発見し治療することである」と考えています。

Q.他の歯科医院で「歯周病だから歯を抜かなければダメだ」と言われました。本当なのでしょうか?
A.症状はひとつですが、治療法はひとつとは限りません。より良い治療あるいは、あなたが納得できる治療を求めて、他の先生の診察も受けてみてはいかかでしょう。医科領域では一般的になってきています。
Q.歯科医院に行ったら「歯周病だから歯を抜かなければダメだ」と言われました。抜かないとどうなりますか?
A.今は抜歯しなくても何も症状がないかもしれませんが、いずれ状態は悪化します。保存できない歯は抜いて、しっかり歯周治療を受けることをお勧めします。抜歯は辛く感じるかもしれませんが、長い目で見ると大きなメリットがあります。その時の1本の歯にこだわらず、悪い歯に隣接する歯を守ることや、お口全体のことを考えるのも大切です。
Q.歯石を取ってもらったら、冷たいものがしみるようになりました。かえって悪くなっているのでは?
A.きちんとした歯周治療を行うと、歯ぐきが引き締まることにより歯根が露出します。それにより一時的に水や冷たいものがしみることがありますが、これは歯周が良くなった証拠ですのでご安心ください。ただし、極端にしみたり、痛みが我慢できない場合は、主治医の先生にご相談ください。

インプラント

インプラントとは、あごの骨に植立する人工の歯根を埋め、その上に歯やブリッジを被せます。現代の高度先端技術において、インプラントは隣接する歯に支持を求める必要がありません。
骨に埋めるインプラント体は純チタンで作られています。現存する金属の中で最も安全で生体親和性が高く、長期にわたり骨と結合することがわかっています。現在世界中には約100種類以上ものインプラント製品が販売されています。長い歴史の中で研究・改良されているものから、それらを模倣し製造されるようになった”まがい物”まで多種多様です。当院では世界中で最も多く使用され、信頼性の高い「ストローマンインプラント(Straumann)」を採用しています。

残っている歯を削らずに済む画期的な治療法

インプラントを選択する理由のひとつに、隣在する歯を削らずに歯ができることがあげられます。従来の保険診療ではブリッジを装着する治療法を行いますが、ブリッジは隣の歯を削って装着しなければなりません。歯は一度削ってしまうと元に戻らないため、隣の歯が健康な歯であれば削るのはもったいないのです。

歯を失ったときの選択肢

当院ではできるだけ歯を長持ちさせ、生涯お口の健康を守っていくことが何より大切と考えています。
できるだけ抜歯しない治療計画をご提案しますが、やむを得ず歯を失ってしまった場合、以下のような治療法があります。

1.インプラント

インプラントイメージ

ご自分の歯と同じ感覚で噛むことができます。周りの歯を傷つけずしっかり噛めることで残った歯を守れます。20年以上前の研究データから、他の治療に比べて非常に成功率が高いこともわかっています。

2.ブリッジ

ブリッジイメージ

固定式で着脱の必要はありませんが、支えにする両隣の歯を削る必要があるため、その歯は負担がかかり寿命が短くなりやすいです。特に神経を取った歯で作るブリッジは、歯根破折を起こし抜歯となる可能性が高まります。また、隙間に汚れが詰まりやすいため、細やかなケアが必要です。

3.義歯(入れ歯)

義歯イメージ

着脱できお掃除が簡単です。しかし、ご自分の歯を比べると噛む力が弱く、噛み心地が悪いと感じるかもしれません。また、歯ぐきと入れ歯の間に食べ物がはさまり、不衛生になりやすいです。

インプラント手術について

インプラント埋入手術を確実に成功させるには十分な検査と診断が大切です。そのため、インプラントを埋入する部分の歯槽骨を診査します。
術前にCT撮影にて歯槽骨を三次元的に解析し、インプラントを埋入する方向・長さ・幅を決めます。
インプラント埋入手術は、歯肉を切ってはがし露出した歯槽骨にドリルで穴をあけ、そこにインプラント体をねじ込み歯肉を戻して縫合するという至って簡単な術式です。歯周病の手術や難しい抜歯よりもダメージや痛みも少ないです。
手術にかかる時間は、通常(埋入する部位の歯槽骨が健康で問題のない方)が1~2本埋入する場合は40~50分程度で終わります。術前の口腔内消毒や部分麻酔の時間、術後確認など全て含めると1時間30分程度です。

インプラントにかかる料金

インプラント治療は自由診療です。埋入本数、骨の質と量、インプラントの連結した歯の種類によって変わります。
当院では、最初に十分な診査・診断を行い正確な見積もりをします。
インプラントを受ける理想的な方は、全身と口腔内が共に健康であることです。すなわち、インプラントを植立するためには、あなたのあごに十分な骨が必要であることと、歯周病がない健康な歯周組織であることです。納得していただいたうえで治療に入りますので、お気軽にご相談ください。

入れ歯

歯がなくなってからの治療は、インプラント治療だけではありません。昔ながらの入れ歯治療も、噛めるようになるのに大事な治療法です。
当院では、長年培ってきた経験と技術を駆使して入れ歯治療に取り組んでいます。

入れ歯イメージ

入れ歯を作りたい
入れ歯を調整したい
入れ歯の相談をしたい

「1本ぐらい歯がなくても大丈夫」と歯を失ったまま放置していませんか?
入れ歯などの義歯で補わずにいると、かみ合わせのバランスが崩れ、むし歯や歯周病などになるリスクが高まります。
当院では、患者さんのご要望をしっかりと伺い、ぴったり合う入れ歯をお作りします。他院で作られた入れ歯の調整も承りますので、お気軽にご相談ください。

当院で取り扱う入れ歯について
レジン床の入れ歯
レジン床の入れ歯(保険適用)

保険診療の範囲で作れる入れ歯です。レジンと呼ばれる医療用のプラスティックで作られています。厚さによる異物感がありますが、費用負担が少なく、適用できる症例が多いのがメリットです。

Merit -メリット-
ほとんどの症状に対応できる
保険適用で費用を抑えられる

Demerit -デメリット-
食べ物の温度が伝わりにくい
装着時の違和感が強い

金属床の入れ歯
金属床の入れ歯(自費)

歯肉に接触する部分を金属で作るため、薄くても強度を保つことができます。そのため、違和感が少なく、熱伝導率が高いので食べ物の温度を楽しめます。自費診療なので費用負担は大きくなります。

Merit -メリット-
ほとんどの症状に対応できる
違和感が少ない
食べ物の温度が伝わりやすい

Demerit -デメリット-
破損時の修正が難しい
金属アレルギーの原因になる場合がある

チタン床の入れ歯
チタン床の入れ歯(自費)

歯肉に接触する部分を金属で作るため、薄くても強度を保つことができます。そのため、違和感が少なく、熱伝導率が高いので食べ物の温度を楽しめます。自費診療なので費用負担は大きくなります。

Merit -メリット-
ほとんどの症状に対応できる
違和感が少ない
食べ物の温度が伝わりやすい
金属アレルギーの心配がない

Demerit -デメリット-
破損時の修正が難しい

インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャー(自費)

入れ歯と残っている歯のそれぞれに磁石を取り付けることでカチッと固定させる入れ歯です。
世界的に高齢の方のインプラント治療の選択肢として普及しており、特に日本と同様に高齢化が進んでいる欧州では、老後生活の質の向上、要介護になったときのインプラントによるトラブルを減らすという観点からよく実施されています。

Merit -メリット-

Demerit -デメリット-

ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャー(自費)

クラスプとは入れ歯を固定するバネのことで、ノンクラスプデンチャーはその名のとおり金属のバネがない入れ歯です。見た目の違和感がないので入れ歯をしていることが分かりにくく、自然な見た目を重視する人にお勧めです。

Merit -メリット-
見た目の違和感が少ない
自費の入れ歯では比較的安価

Demerit -デメリット-
破損時の修正が難しい
柔軟性があり、かみ合わせによっては動く場合がある

矯正

当院は、こどもの矯正治療、大人の矯正治療、補綴前矯正に対応しています。
こどもの矯正治療はお父さんお母さんからのお子さまへのプレゼントです。大きくなって、「あの時矯正しておけばよかった。」なんて思ったことはありませんか。そうならないためにも矯正治療を一度検討してみませんか。
もちろん矯正治療はこどものみでなく、大人の方にも対応しています。歯並びが悪い状態が長いと虫歯になりやすく、他の歯やかみ合わせにも影響が出ることもあります。また歯並びがコンプレックスになり日常生活に影響が出ることもあるかと思います。それを防ぎ心身ともに健康な全身状態を長く維持するためにも、矯正治療に興味がある方はぜひ一度ご相談ください。歯やその周りの骨などの歯周組織に問題がなければ何歳からでも矯正治療は可能です。
虫歯や歯周病、インプラント治療などの一般歯科も行っていますので、きれいな被せものなどを入れるための部分矯正や補綴前矯正なども対応しています。一つの病院で総合治療を完結できますので、様々なことに対応できると思います。
当院は、矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が矯正治療を担当しています。
矯正歯科治療は公的健康保険の適応外の自費診療(自由診療)となります。

矯正イメージ
矯正治療の種類
1.こどもの矯正治療(2相性の治療)

こどもの矯正治療は、1期治療:永久歯がきれいに生えるための歯並びの土台作りを行い、2期治療:歯並びを整えしっかり咬めるといった機能的咬合の確立を行う治療、の2段階で行います。
・1期治療では、顎の成長をコントロールしたり、永久歯がスムーズに生え変わるように管理したりします。そのため、6歳ぐらいから開始するのが理想です。ただし、受け口のお子さまは上下の顎の成長のスピードの違いから少し早めの4歳ころから開始するのが理想的です。そのあと、すべての永久歯が生え変わる12歳ころまでが1期治療のタイミングと考えられています。
・2期治療では、土台作りが終わっているので歯並びを整え、しっかりと咬めるように機能的咬合の確立を行います。1期治療がスムーズに進んだ場合には、2期治療にて抜歯の可能性を下げられる可能性があります。

2.大人の矯正治療(本格矯正治療)

現状の上下の顎の位置に大きなずれがなければ、歯を動かすことによって機能的咬合の確立を行います。
当院では、表側矯正(マルチブラケット装置)とマウスピース型矯正に対応しています。マウスピース型矯正の場合は、シリコン印象を行うため少し型取りが大変になります。
※マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、海外の工場で製作されるため薬機法における医療機器として承認されておらず、また歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
*顎のずれが大きな場合には、顎変形症の診断の元、外科的矯正治療の適応になることがあります。その際には、大学病院などでの口腔外科との連携した治療が必要になりますのでご紹介させていただきます。

メリット デメリット
表側矯正 ・矯正が普及したのは表側矯正であり実績があり、様々な不正咬合の種類にも対応可能である。
・歯の移動を3次元的にコントロールでき、ワイヤーの調整などで細かいコントロールができる。
・歯の表面の矯正装置(ブラケットやワイヤー)が見えてしまう。
・取り外しができないため、歯磨きが難しくなり食べ物が挟まりやすいため、歯磨きをしっかりしないと虫歯リスクが高まる。
・特に最初は装置の違和感が覚え、時間の経過で慣れてきますが、ワイヤーの調整などで違和感を覚えやすくなる。
・ブラケットやワイヤーが外れるなどのトラブルが起こりうる。
・術者の技術力によって結果が左右される可能性がある。そのため、一般歯科医は対応しないことがある。
・金属アレルギーの方には行えない。
マウスピース矯正 ・透明で目立ちにくい。
・取り外し式なので、食事時や歯磨き時のストレスが少ない。
・金属アレルギーの方も対応できる。
・歯磨きはいつも通り行えるので虫歯や歯周病になりにくい。
・1日20時間以上の長時間の装着が必要になる。
・食事の際などの取り外しに煩わしさを感じることがある。
・装着方法や時間を守らないと効果が出ない。

3.部分矯正治療や補綴前の矯正治療

インプラントを埋入する際に必要なスペースがなかったり、対合の歯が挺出して補綴物の高さを確保できなかったり、ブリッジを入れる際に隣在歯の平行性がなかったり、と適切な補綴処置が困難な場合には、補綴前矯正を行うことができます。動かせる範囲は少ないですが、適切な補綴処置を行うために部分的に歯を動かし、補綴処置を行う前準備をします。

治療費や期間について

ひとりでも多くの方に矯正治療を受けていただけるように、当院の治療費は分割払いやデンタルローンなどをご用意しています。ライフスタイルに応じたお支払いをご検討ください。
こどもの治療では1期治療約1~2年(約12~24回)、2期治療約1~2年(約12~24回)、大人の矯正治療では約2~3年半(約24~42回)ほど通院が必要になります。
初診相談を行っています。

相談イメージ
無料の初診相談を行っています

どれくらい歯並びがきれいになるの?
治療中の痛みはどれくらい?
治療期間はどれくらいかかる?
結婚式などイベントの時は外せる?
治療中に妊娠や出産した場合、治療に影響はないの?
歯を抜かずに矯正できる?
マウスピース型矯正装置で治療はできる?

矯正治療が必要かどうか、どのような治療でどれくらいの期間がかかるのかなどの不安や疑問を初診相談でお伺いしたいと思っています。
治療を行うかどうかは初診相談後に決めていただくようにいたしております。

Q.相談時に追加で費用がかかることはありますか?
A.追加費用はかかりません。歯並びが気になったタイミングでご相談ください。
Q.相談したら治療を始めなければならない、ということはありますか?
A.初診相談を受診したから必ず治療を行わないといけないということは一切ありません。

審美・ホワイトニング

口元が気になり、うまく笑えないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
素敵な口元で人生を楽しんでいただきたい。見た目を改善することも歯科医の大事な仕事です。

ホワイトニング
ホワイトニングイメージ

歯の着色や黄ばみが気になってうまく笑えない。そんな方は、ぜひホワイトニングをご利用ください。薬液の作用で歯を白くするので、削って被せる治療とは異なり、歯に負担をかけません。
ホワイトニングは自費治療のため、費用負担は大きくなります。また、治療期間中は飲食物に制限があります。

セラミック
セラミックイメージ

銀歯は金属アレルギーの心配があったり、レジンは天然の歯と色合いが異なり、年数が経つと変色するといったデメリットがあります。その点、セラミックは透明感のある美しさで変色もせず、金属アレルギーのリスクもありません。

セラミック 銀歯
審美性 高い 低い
身体への親和性 高い 金属アレルギーを発症する場合がある
費用 保険適用外・高価 保険適用・安価
備考 割れることがある 隙間ができやすくむし歯リスクが高い
ガムピーリング
ガムピーリング

歯ぐきを健康的なピンク色にしたい
歯ぐきの色が気になって人前で笑えない
人前に出るイベントを控えている
クリーニングやホワイトニング後など、さらに口元をキレイに見せたい

ガムピーリングとは、喫煙・詰め物や被せ物の金属の色素沈着・ブラッシングの摩擦・血流の悪さ・先天的な理由などにより、黒ずんだ歯ぐきをきれいなピンク色にし健康的に見せるホワイトニングです。痛みはほぼなく、麻酔なしで治療が可能です。
人前に出る機会が多い方や、結婚式などの大切なイベントを控えた方などにお勧めです。

審美治療
審美イメージ

金属の詰め物や被せ物を白くしたい
詰め物や被せ物による金属アレルギーが心配
歯の欠け、大きさ、隙間をきれいに整えたい

審美治療は病気の治療だけでなく、見た目の美しさを重視した治療です。そのため、治療の多くは自費診療であり保険診療に比べると高額になりますが、見た目の美しさを改善することでお口の健康の維持につながり、コンプレックスを解消できるというメリットもあります。
口元のコンプレックスでお悩みの方、印象を良くしたい方、より高い機能性をお求めの方に、様々な治療があります。まずはお気軽にご相談ください。

有病者・訪問診療

病気や身体の都合から通院が難しい
寝たきりの家族に歯科治療を受けてほしい

シニアの方や寝たきりなどのご事情から「歯科医院への通院は困難」とあきらめてしまっていませんか?
お口の健康は全身の健康とつながっています。お口のケアができていないと、歯周病菌などの細菌が体内に入り込み、誤嚥性肺炎・糖尿病・心疾患・脳梗塞・認知症などの全身疾患を引き起こすこともあります。
当院では、ご自宅に伺って歯科医院と同等の診療を受けられる訪問診療を行っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。

有病者・訪問診察イメージ

小児歯科

子どものむし歯を治療したい
子どものむし歯を予防したい

当院は、お子さんが歯科医院に対してトラウマや苦手意識を持たないように、無理やり治療するようなことはいたしません。いきなり治療を始めるのではなく、段階を踏んで「できることを増やす」ことを目標にしています。まずは歯科医院の雰囲気に慣れるトレーニングから始め、診療台に座れるようになったら、できることを徐々に増やしていきます。また、なるべく痛みの少ない治療法を選択するなど、心理面でのサポートを第一に考えています。

小児歯科イメージ
親子で取り組むお子さんの健康な歯

お子さんの歯の健康は、親御さんの意識にかかっていると言っても過言ではありません。ご自宅でのケアによって、むし歯のなりやすさや治療に通う回数は変わってきます。生活習慣、特に食事のとり方や歯みがきができているかなど、お口の状態を見せていただきアドバイスいたします。

当院の小児歯科への取り組み
ブラッシング指導

お子さんが楽しく歯みがきに取り組めるように、子どもの対応に慣れた歯科衛生士が分かりやすく丁寧に指導します。

フッ素塗布

お子さんの歯はむし歯になりやすく、進行が速い傾向があります。3か月に1回程度フッ素を塗布すると、歯質を強め歯の再石灰化を促進し、むし歯菌の活動も抑えます。

シーラント

お子さんの歯は磨きにくく、食べ物が詰まりやすい傾向があります。シーラント(歯科用の樹脂)であらかじめ溝をふさぐことでむし歯を予防します。

小児矯正

歯並びの悪化の多くは、歯を支えるあごの骨の発達不足が原因であり、舌と口唇の筋肉の癖や口呼吸などによりさらに悪化します。

子どもの頃のわずかな成長の不足やズレが、年齢を重ねるごとに大きくなります。かみ合わせのズレが頭の骨のズレにつながり、大きくなってから治療しようとするとあごの骨を切除し小さくするといった手術が必要になる場合もあります。そのため当院では、将来歯列不正の可能性があるとわかった場合、できる限り早い時期からの矯正治療をお勧めしています。

当院の小児矯正治療では、主に取り外し式の矯正装置を使用し、きれいな歯並びとかみ合わせにするだけでなく、お口や舌を正しく使えるようになったり、あごの骨の成長を助けたり、上下のあごの位置を改善してお口の環境を整えることを目的としています。

小児矯正イメージ

環境を良くするだけで良い位置に自然に永久歯が生え、きれいなかみ合わせになる場合もありますが、永久歯に生えかわった後、残った歯の傾きや重なりを改善する追加の矯正治療が必要となる場合もあります。当院では、インビザラインを用いて永久歯の矯正治療を行います。永久歯の矯正治療ができない歯科ですと、小児矯正だけでは納得できない結果となった場合に追加の治療は他院で行うことになるため、トータルでかかる費用が高額になることも多く、時間も手間もかかります。他の歯科で「全部生えかわるまで様子を見ましょう」と言われた方や、小児矯正のみの治療を提案された方は、ぜひ当院にご相談ください。

口腔外科(口腔がん検診)

口の周りをケガした
口の中にできものがある
口内炎が治らない
あごが痛い
親知らずを抜きたい

口腔外科では、歯や歯ぐきだけでなく、あご・舌・口腔粘膜などお口に関する様々な症状を診療します。口の中に違和感がある、親知らずが気になる、あごが開かない、口の中にできものがある、口をケガしたなど、まずはご相談ください。

口腔外科イメージ
オーラルック(蛍光観察装置)による口腔がん検診
口腔がん検診

口腔がんや、異形成段階(がんになる前の状態)を早期発見し治療するために、お口の中をチェック(検診)します。

口腔がん検診の重要性

日本は世界の先進国の中で唯一、口腔がんの死亡数が激増している国ということをご存じでしたか?
日本での口腔がん患者の死亡率は「35.5%」と米国(19.8%)の約1.7倍です。
口腔がんは悲惨な「がん」です。手術になれば、舌・あご・頬の一部、もしくは大部分を切除せざるを得ず、その結果、口の機能に大きな障害を持つことになります。
通常、がんになるまでには5~10年はかかりますので、最低でも1年に1回、口腔がん検診を受診し、早期発見・前がん状態での治療を心がけてください。

オーラルック
オーラルック

メインテナンス

歯科治療の成功は、その時の症状軽減ではなく、長期にわたり健康な状態が維持できて初めて評価できるものです。
ご自身の歯は、自分自身で守ることができます。「痛みが出てから治療のために歯科医院に行く」のではなく、「健康なお口を維持するために歯科医院に行く」という考えに変えてみませんか?

健康な歯は健康なまま、治療した歯は再発させない

歯は一度削ると元には戻りません。しかし、歯科ではたくさんの患者さんの歯を削り、そのほとんどは再治療です。つまり、以前治療した歯が再度疾患に侵されてしまっているのです。決して過去の治療に問題があったのではなく、一度治療した歯は何もしていない状態よりも大きなリスクを抱えているのです。
歯を守るには、一度治療を行った歯の再発を防ぎ、健康な歯はそのまま維持できるようメインテナンスをすることが大切です。そもそも歯を削らなくて良い状態を保つこと、治療が必要な場合は最大限適合の良い治療を行い、人工物がお口全体のかみ合わせに調和することが重要です。

メインテナンスの目安
受診ペース こんな方におすすめ
1ヵ月に1回 むし歯や歯周病への抵抗力が弱い
被せ物や詰め物をしている歯が多い、抜歯した本数が多い
高血圧、糖尿病、動脈硬化などの持病がある
歯みがきが苦手
2ヵ月に1回 むし歯や歯周病への抵抗力は通常である
被せ物や詰め物をしている歯が少ない、抜歯した本数が少ない
歯みがきはしているが、うまく磨けている自信がない
3ヵ月に1回 むし歯や歯周病への抵抗力が強い
被せ物や詰め物をしている歯や、抜歯の経験がほぼない
歯みがきが上手

予防

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所

当クリニックは、厚生労働省認定の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」です。
全国7000以上の歯科医院のうち、厳しい施設基準をクリアした約10%の歯科医院のみが現在認定されています。
認定歯科医院では予防に関わる処置に保険の適用が認められるため、本来は保険診療で行えない予防処置を幅広く受けていただくことができます。

きれいな口元

むし歯や歯周病から歯を守りたい
むし歯を再発させたくない
自分の歯を多く残したい
全身の健康を守りたい

一度むし歯になると、健康な歯に戻ることはありません。何度も削るともろくなり、歯を失うこともあります。そのため、むし歯を早期発見・早期治療し、歯を長持ちさせることが大切です。
また、予防ケアでむし歯を防ぐことも重要です。毎日のセルフケアだけでなく、歯科医院での検診やクリーニングなど、プロのケアも続けることで健康な歯を守っていきましょう。

むし歯のなりやすさは個人差がある

むし歯にならないために、歯みがきが重要なのは間違いありません。むし歯のなりやすさは個人差が大きく、「○ヵ月ごとの検診が効果的」と断言することもできません。その人に合った頻度や抱えているリスクからメインテナンス内容をアドバイスします。歯石の付き方や生活スタイルなども影響するため、原因は何なのか、これからどんな症状が現れるかなどもご説明します。

むし歯予防は口腔ケアと生活習慣の改善が重要

むし歯は治療が必要ですが、それにより歯の寿命は短くなるため、そもそも治療が必要ないよう予防することが重要です。定期的にメインテナンスを受け、適切なセルフケアを行なえばむし歯は予防できます。磨き方も丁寧に指導いたします。

毎日の歯みがきと定期検診で歯周病予防

歯周病予防もむし歯予防と同様で、毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのメインテナンスが重要です。口内に細菌が繁殖すると、バイオフィルムというネバネバした膜が発生します。このバイオフィルムが歯石に張り付くと歯みがきでは取り除けません。そのため、歯科医院での歯石除去やPMTCを受けて歯周病を予防しましょう。

治療後のカウンセリング
デンタルケアグッズ

治療が終わると予防が始まります。治療時の検査データやお口の状態から、適切な予防方法をお伝えします。歯みがきの仕方や使用するグッズなど、それぞれの患者さんの生活に合った続けられる予防方法をご提案します。

こどもの予防治療

こどもイメージ

乳歯の前歯は小学校入学頃に抜け始め、乳歯の奥歯は小学校卒業頃まで残っています。
大人の歯は、乳歯のすぐ真下で少しずつ成長しながら生え変わるタイミングを待っています。
乳歯が虫歯になったり早い時期に抜けてしまったりすると、永久歯がうまく育たなかったり正しい位置に生えて来ないなどの悪影響を与えてしまいます。
永久歯が生え変わるまでの約10年間、乳歯を健康な状態に保つこと。
永久歯がきれいに並ぶように早い段階で歯列不正を発見すること。
それが三宅歯科の「こどもの予防治療」です。

ご家庭での予防 歯科での予防
食生活 歯みがき指導
フッ素配合歯みがき剤での仕上げ磨き お口のクリーニング
デンタルフロスの使用 フッ素塗布
シーラント
歯列不正の早期発見
歯みがき指導

歯を守るために毎日ご家庭でできるケアといえば歯みがきですが、小さなお子さんの歯みがきを正しく行うことは難しいです。当院では、親御さんのための仕上げみがき指導や、お子さん自身による正しい歯みがき習慣のための指導を行っています。染め出し液を使用し、みがき残しやすい部分を分かりやすくご説明いたします。また、歯並びや年齢で適切な歯みがき剤や歯ブラシは違うため、お子さんの成長に合ったお口のケアグッズについてもアドバイスいたします。

フッ素塗布

当院は、厚生労働省認定の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されております。これにより予防に関わる処置に保険の適用が認められるため、本来は保険診療で行えないフッ素塗布に健康保険が適用されます。

笑顔のこども

フッ素には、
①再石灰化で初期むし歯を治す
②歯を強くする
③むし歯菌の活動を抑える という効果があります。
歯は生えてから約2年はまだ歯質が薄く柔らかいため、むし歯に弱いのです。歯の生え始め頃から小学生高学年までの間は、高濃度フッ素を定期的に塗布することがむし歯予防にとても効果的です。

歯列不正の早期発見
笑顔のこども

歯は重なって生えると、その部分がむし歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。大人の歯がきれいに生えないことが予想された場合、低年齢のうちに歯並びを改善することで正常なあごの発達を促し、大人の歯の歯並びが悪くなるのを最小限にとどめることができます。
歯の生え替わりがスムーズ、かつきれいに並ぶように、当院では子どもの歯並びやかみ合わせの不正予防についてもご説明いたします。

歯科ドック(検診)

歯科ドックとは、病気の発見だけでなく、生涯自分の歯で食事ができる、健康で快適な生活を送るための根本的医療の入り口です。治療は病気になってからの対処だけではありません。痛くなる前にお口の健康を守り、さらに増進させるための積極的な治療もあります。病気の原因から治す方法、これが最も効果的です。特に歯は病気になったらなかなか元通りには戻せません。
また、病気になると歯を失うだけで収まらず、一般の方が気付かない心身の健康をも含めた大切なものまで失い、後悔につながることも少なくありません。そう考えると、お口の健康を守ることには非常に高い価値があり、口から全身を診ることが大切です。
油断すると、あっという間に歯を失う危険はたくさん潜んでいます。一生健康を維持するためには、手遅れにならないよう予防することです。セルフケアだけでは効果はあがりにくく、歯科医院での予防だけでも良しとは言えません。患者さんご自身と歯科医院がお互いに協力することで、お口の健康を守っていきましょう。

歯科ドックイメージ
1.口腔外検査

顎関節診査

2.口腔内検査

顎関節診査
歯科軟組織診査
歯ぎしり、咬合性外傷
むし歯診査
歯肉診査(色、状態、出血、付着歯肉、歯間乳頭、等)
歯周ポケット診査(深さ、出血、排膿、動揺度、歯肉退縮)
レントゲン(パノラマ、デンタル14枚法)
歯列模型
血圧、脈拍測定
口腔内写真
上記の検査を行い、お口の状態を把握していただくためにカウンセリングいたします。

スポーツ歯科

スポーツマウスガード
スポーツマウスガード

スポーツ時の外傷を予防したい
スポーツ時のパフォーマンスを向上させたい

かみ合わせのズレは全身のゆがみや重心の不安定につながるため、スポーツをするときにカスタムメイドのマウスガードを使用される方が増えています。マウスガードを使用した結果、ケガの予防だけでなく、筋力アップや重心の安定化、パフォーマンスの向上などの効果も報告されています。
当院の院長は日本スポーツ歯科医学会に所属しておりますので、お気軽にご相談ください。